SugarsyncやDropboxなどのオンラインストレージと言われるバックアップ、同期サービス。一度これを使い始めると、便利すぎて手放せなくなる人も多いと思います。特にビジネスマンやスマートフォンを使っている方。
サービスを開始した当初、SugarsyncやDropboxはサービスに明確な違いがありました。
簡単にいうと、Dropboxは全ての端末に全てのデータを「有無も言わさず」同期。Sugarsyncは端末毎に同期するフォルダを選択可能。
選択ができるSugarsyncの方が便利じゃん、と簡単に思い込んでしまいがちですが、何も考えずとりあえず「放り込んで」おけば良いDropboxの方が意外と便利だったりもしました。
ただし今となってはDropboxにもフォルダ選択機能が追加され、違いがなくなりつつあります。
私は、はじめはDropboxを使っていましたが、今はSugarsyncをメインで使うようになりました。理由はいくつかありますが、今回は詳細は省きます。
今回のメインは、このSugarsyncで起こりがちな、そしてSugarsyncの公式サポートページには載っていないトラブルについてです。
少ないファイルを扱っている分には特に問題は無く、仮に問題が発生してもアプリの再インストールや同期フォルダの再設定などで解決できるのですが、有料版に移行し大容量のストレージを使い始めると問題にぶつかることがあります。
PCの買い替えやOSの再インストール、HDD容量不足によるPC内のファイルの整理などを行っていると、同期作業が完了しないor完了しているのにファイルマネージャーの「ファイル転送状態」にいくつかのファイルが残ったままになる場合があります。
何度がこの経験をし、いくつかのファイルを失ったりもしましたが、未だに完全な解決方法は分かりません。ただ、クラウド時代のサービスですので、いくら有料版といえどもある程度の覚悟をもってサービスと向き合う必要があると思います。
Sugarsyncのサーバの問題なのか、WindowsやMac側の問題なのか、キャッシュやログの不具合なのかはわかりませんが、細かいことは抜きにしてある程度IT知識があって、どうしようかなぁなんて途方にくれたら、ファイルマネージャーを立ち上げ、「Ctrl + Shift + r」を押してみてください。これでローカルのキャッシュ(DB)がリセットされ、クリーンな状態から同期が開始されます。
※自己責任でお願いします(笑)